PC監視が経営に必要な7つの理由 ログ管理で始めるセキュリティ対策
1人1台のPC利用が企業における常態となるなか、誰が、いつ、どんな操作をしたのか、PCのログ(操作履歴)を収集・管理するPC監視が、セキュリティ面でも重要になってきている。問題発生時に原因究明が行なえるだけでなく、PC監視を社内に告知することで従業員のPC不正使用を抑止し、業務コストの削減にも効果がある。
http://diamond.jp/go/pb/tieup_090608security/runexy01.html
セキュリティ対策とひと口に言っても、その対象はサーバやネットワーク、クライアントPCなど幅広い。そして、不正アクセスや不正侵入、ウイルス、情報漏えい、データの盗聴、改ざんなどさまざまな脅威に備える必要がある。
そうしたなかで、PC操作ログ管理にフォーカスしたセキュリティ対策を提案しているのがラネクシーだ。「社内のあらゆるPC操作を監視し、ログを収集・記録することにより、中堅・中小企業経営者の課題であるセキュリティ強化とコスト削減を解決します」とラネクシーの棚田登・ソフトウェア営業部長は述べ、PC監視が経営に必要とされる7つの理由を挙げる。
第一の理由は、コンプライアンスの徹底だ。個人情報保護法や日本版SOX法などの法令や社会規範を遵守した経営を遂行するうえでセキュリティ強化が求められており、PC監視はその実現に大きな役割を果たす。
そして第二の理由は、PCログ管理がセキュリティ対策の重要項目になっていることだ。大規模企業の約4割がPC監視を実施し、中堅・中小企業でも監視ツールの導入検討が始まっているという調査結果もある。大企業では取引先のセキュリティ対策を重要視する傾向にあり、中堅・中小企業はビジネス機会を逸しないためにも、PC監視が欠かせないのだ。
PC監視は、誰が、いつ、どのシステムを利用したかといった操作ログを収集・管理するもの。情報漏えいなどの問題発生時にログを分析し、迅速に原因究明が行なえる。さらに、「従業員にPC監視を告知することで、PCの不正使用を抑止できます。組織の2対6対2の経験則はログ管理にも当てはまるのです」と棚田部長は強調する。
図1 PC操作を幅広く監視するMylogStar
MylogStarはインターネット、メール、プリンター、ネットワークなど15種類のログを収集・記録でき、従業員のPC操作を広範に監視。ログデータ収集のほか、システムの制御も行なうことができ、アプリケーションの不正操作やUSBメモリなど外部デバイスによる情報漏えいを防止する。
2対6対2の経験則とは、組織のなかで上位の2割が高い収益や生産性を上げるグループ、中位の6割は平均的なグループ、そして下位の2割のグループは生産性が低いというもの。同社が多数の企業で実施したログの分析結果からも、2割の「問題社員」が存在することがわかったという。
こうした問題社員は業務外のインターネット閲覧や私用メール、ゲームなどで企業のPCを不正使用しており、情報漏えいやウイルス感染などのセキュリティリスクが増すことになる。「問題社員の行為を完全に止めるのは困難でも、PC監視で不正使用を抑止することはできます。抑止力とシステムの両面からセキュリティ対策を行なうことが経営者に求められているのです」と、棚田部長はPC監視が必要な第三の理由を述べる。
図2 PC監視にはコスト削減効果も また、モラルの低い従業員が周囲にも悪影響を及ぼし、企業の生産性や利益率を低下させかねない問題がある。PC監視が求められる第四の理由は、コスト削減効果があることだ。図2のように、問題社員のPC不正使用を抑止することで、年間2400万円の業務ロスを削減できると同社では試算している。
問題社員のルール違反により、他の従業員のIT活用が阻害されることもある。セキュリティリスクを回避するため、インターネットの業務利用の制限やPCの社外利用禁止などの対策を余儀なくされるからだ。せっかく投資したIT資産を有効活用できないだけでなく、制限により従業員の生産性が低下する。
PC監視を行なえば、こうした問題を解決し、生産性を下げずにセキュリティを強化できる。これが、PC監視が必要な第五の理由だ。PCのログ管理でIT活用による生産性の向上を促進しつつ、企業に求められる内部統制が行なえるなど、経営課題を解決する。
しかし、ログ管理などセキュリティ対策を徹底するとなるとIT部門の負荷が増す。社内システムのログを収集・解析する場合、IT部門の作業工数が膨大になるからだ。「当社のPC操作監視ソフト『MylogStar』は効率よくログ管理を行なうことができ、IT部門の負荷を軽減します」と、棚田部長はPC監視が有用な第六の理由を説明する。
PC監視ソフトの選択基準となるのがコストパフォーマンスだが、「MylogStarは15種類のログを取得できるうえ、競合製品に比べ低コストで導入できることが特徴です」(棚田部長)。この費用対効果の高さが第七の理由である。
さらに同製品には、シンクライアントシステムへの対応や、システム変更が不要で導入後にすぐに運用を開始できるといった利点もあるという。PC監視は、セキュリティ強化と利便性向上という“トレードオフ問題”の解決策となる可能性を秘めているかもしれない。
図3 MylogStarの管理者画面の例
監視対象となるPC画面をそのまま保存・記録できる。あらかじめ設定した間隔で自動的に社内の全PC画面を保存できるほか、業務外のゲームなど特定のプログラムが動作するPCのみ保存することもでき、「問題社員」のPC不正使用の抑止、セキュリティ強化に効果がある。
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