棚卸資産低価法強制適用がJ-SOX法対応に与える影響
こんにちは、長谷友春です。
今年4月から棚卸資産評価方法が低価法に一本化されるわけですが、このことのJ-SOX法対応への影響についてはあまり論じられることがありません。
上場企業の大半は原価法を採用しているため低価法に切り替えなければいけないわけですが、時価と原価を比較するにあたり何をもって時価とするかというと実務上は非常に大きな問題をはらんでいます。
市場価格のあるものならいいですが、そうでない場合は個別品目ごとの時価算定に相当苦労すると思います。
J-SOX法対応への影響については、時価算定の基準を文書化できるのか?という点につきると思います。そもそも基準が作れないのであれば全社的な内部統制上どうか、という点もありますし、基準なくして評価損計上した場合にその金額の妥当性について決算プロセスの統制活動は有効といえるのか、という点もあります。
J-SOX法対応への影響もありますが、それ以前にまず上場企業は第1四半期の決算までに基準作成が間に合うのかな、と思います。
私の杞憂に終わればいいのですが。
http://j-sox.seesaa.net/category/4429793-1.html
スポンサードリンク